児童相談所のおと

児童相談所で勤務しています。児童相談所から聴こえる音。児童相談所で綴られるノート。そういったものを書いていきたいと思います。

傷つけられようが何されようが、見てくれる人はその人だけだから

どうして、傷付けられるとわかってて、その人に寄っていくのだろう。

 

体も心も傷付き、親や先生とはケンカになり、児相からは注意され、施設には戻れなくなり、それでもどうしてその人に寄っていくのだろう。

不思議に思うことがあります。

 

 

ただそれは、

 

「傷つけられようが、何されようが、いつも関わってくれる人はその人だけだから・・・」

 

そういう切実な、人間として根源的なものを、満たしてくれる人がその人なんです。

 

支援者としては、それに対して、悔しく思わなければなりません。